メーカー いすゞ自動車
車種 NPR88 いすゞ 北村製作所製のリヤシャッター修理
ボデー内にモリタエコノス製タンク車
施工個所 リヤシャッタートビラ動作不良
作業日数 約1日
価格 約35,000円
使用中にシャッタートビラが重くなり、開かなくなってしまったとの連絡がありました。
特殊車両の為、緊急で直してほしいとの要望でした。
入庫時には、リヤのシャッターが走行中に開閉しないように、針金で固定されていました。
針金を切断して、シャッターを開けました。
リヤシャッターを開けて確認した所、シャッターを開閉するためのワイヤーが、滑車より外れていました。
ワイヤーが外れていたため、ワイヤーを一度外しました。
その後、ワイヤーの巻き直しを行いました。
写真の左下に移っている物が、タンクです。ボディの中にタンクがあり、外見から確認できないようになっています。
ワイヤーを巻きなおして、動作確認を行いました。
動作確認を行ったら、シャッタートビラが正規より作動が遅かったため
ワイヤーを巻いているコイルスプリングの調整を行いました。
リヤシャッターのコイルスプリングの調整を行いました。
その後、作動を確認しました。
ワイヤーが外れた原因は、コイルスプリングの劣化により、
スプリングの巻き上げ力の減少に伴い、リヤシャッター扉の開閉時に作動時に
ワイヤーが正規の挙動を起こさずに、レールより外れたことが原因と考えられました。
今回は、スプリングの調整と、ワイヤーを正規の位置に戻して納車いたしました。