メーカーモリタエコノス
車種いすゞ エルフ バキュームカー
年式2021年式
施工個所バキュームタンク後方のパイピングの腐食溶接
作業日数約2日
価格約125,000円

いすゞのバキュームカーが入庫しました。

モリタエコノス製で後部配管からの汚水もれてしまう車両の入庫でした。

バキュームカーは和製英語です。

正式には衛生車糞尿収集車汲み取り車屎尿収集車などと呼ばれています。

バキュームカーはし尿の汲み取りや浄化槽清掃などに活躍する衛生車で私たちのが生活するうえでとても大切な仕事の車です。

入庫時の状態です。後方より漏れてしまうということでした。

作業日の前日に入庫していただきました。

事前にタンク内を洗浄して、乾燥させてから作業を行うことで翌日から速やかに作業ができる様にと協力していただきました。

洗浄は、タンクのマンホールを外します。その後、後方より排水していきました。

注水しながら、腐食片などを除去していきました。

その後、自然乾燥させていきました。

洗浄後確認すると、右側のボールコック付近より漏れが確認できました。

排水パイプを取り外し、ボールコックを取り外しました。

取り外した写真です。タンク後方のボールコック取付部付近に割れがあり、漏れていました。

溶接するにあたり、溶接場所をパーツクリーナーで洗浄。また、溶接個所をエアードリルの先端に軸付砥石を取り付け研磨しました。

エアードリルとは

エアコンプレッサーからの圧縮空気を動力として、穴あけ加工をするための機械工具です。
圧縮空気をエアモーターを通すことで、回転力に変換します。

回転力をギアを通すことで回転数を落とし、逆に力(回転トルク)を増幅させて、先端についているドリルチャックに伝えることで穴あけを行う工具です。
先端のドリルチャック部はドリルや軸付砥石などの先端工具を装着させるアダプタです。

今回は軸付き砥石を装着して溶接個所を研磨して、溶接の溶け込みをよさせて作業しました。

内側を溶接した写真です。溶接の工具が入りずらいところでした。また、鉄板が薄くなっているためスポット溶接のような溶接をして、重ねていき強度を増していきました。溶接個所の表面を均一にして黒にて塗装を行いました。

下側部分の写真です。下側からの溶接をしているところの写真です。

タンクの排出部分は流体の動きから、力がかかってしまうため割れてしまったりすることがあります。

毎日使い車輌なので早く修理を完了させるために前日夕方の入庫にご協力していただき洗浄後、翌日の作業になりました。