メーカー HINO
車種   4tウィング
施工個所 ボデーリヤパネル修理
作業日数 約3日

2t車の荷台部分でボデーのリヤ土台の事故修理です。

日野の4tウィング車です。
右後をバックしてぶつけてしまったようです。
費用を抑えてほしいという要望と、ぶつけた跡がわからないようにとの要望でした。
リヤバンパーはアルミ製のためメーカー純正の物に交換です。
損傷した部品を外して、門構の右側部分を修正しました。
内側にビニール製のウィングホースがあるので修正時に損傷させないように注意しました。
ウィングの上下操作スイッチについても、板金の衝撃で損傷する恐れがあるため外しました。
パネルを引き出して、熱処理にて歪みを修正しました。
下の部分は左側を参考に同じパネルを製作加工したものを取付しました。
何度か仮合わせをして、溶接する前の写真です。

溶接した部分から錆が出ないように下地をいれました。
修正した部分にパテを施工して完全硬化後
歪みがないように平らに仕上げていきます。
パテを研いだ後、少しへこみがあったので凹んでいる部分にパテを入れ
きれいに仕上げていきました。
ここでの仕上がりが一番大切です。

塗装する前に塗装の飛散防止のためにボデーの内部
ドアとフレーム回りをマスキングしていきました。
パテで仕上げた後にプラサフを入れサイドゆがみがないことを確認していきます。
乾燥後、表面を仕上げてボデーと同じ色に塗装していきました。
マスキングをはがした後に、
ウィングの上下スイッチを元に戻しました。
テールランプを取り付けて点灯確認
リヤバンパーは純正の物を取り付けました。
反射板は2枚セットなので左右新しいものにしました。
リヤバンパーの上部に滑り防止のテープが施工してあるので
同じように施工しました。
滑り止めのテープがあると荷台に乗り降りする際に滑り防止につながるので
お勧めしております。
納車時には、事故の形跡が全く分からないと
お客様に言われました。