メーカー 三菱ふそう
車種   ダンプ FV50
施工個所 大型ダンプトラックの事故修理で荷台のサイド部分を板金塗装しました。型式はQKG-FV50
作業日数 約7日
価格   約500,000円

FUSOのスーパーグレードのダンプです。
大型ダンプトラックの事故修理で荷台のサイド部分を板金塗装しました。型式はQKG-FV50でした。
左側の真ん中部分をこすってしまい、綺麗に直してほしいという要望でした。

塗装面を鏡面に仕上げてあるトラックです。
物が映るくらいきれいにしてある車両でした。
元に戻す作業を進めていきました。

傷の深さを確認していきました。塗装面の下側の鉄板まで傷の損傷がありました。
まずは、下研ぎをしていきます。
傷の段差がないくらいまで砥いでいきました。
その後、パテを一度入れていきました。

完全乾燥させていきます。完全に乾燥させるために赤外線ヒーターにて加熱しました。
ステンレス製のマーカーランプステーに飛散しないようにマスキングを丁寧に行いました。
パテを完全硬化、乾燥させることで、経年劣化を防ぐことと、パテの膨張縮小を極力防ぐためです。

上部の写真は、パテを入れて乾燥、研磨、パテを入れて乾燥させて、研磨の2回目の写真です。

その後、へこみがある部分にパテを入れて、再度、乾燥、研ぎ作業を
何回も何度も繰り返し行っていき平坦に仕上げました。
下地を丁寧に仕上げることで、上塗り時に影響するのでこの作業を一番丁寧に行いました。

パテ作業が完了した写真です。
ダンプ修理で左側全面を塗装するため一度サンディングしました。
細かい傷があったので、今までと同じように全てパテ処理を行い平坦にしました。

ダンプ中腹部の傷があったので仕上げた写真です。

ダンプ後端部は荷物の積み下ろしで傷がついていたので、スプレーパテにて仕上げていきました。
その後、プラサフをいれました。

一度、下吹きを黒で行い、サンディングをして再度黒塗装を行いました。

完全乾燥した後に、修正した場所に歪みがないか確認しました。

クリアにて塗装を行いました。その後、表面を磨いていきました。
バフ掛け磨き作業時間は8時間位かかりました。

写真の通りに元の傷がわからないように仕上げる事が出来ました。

お客様の要望に応えるための作業でした。