メーカー日野
車種FS1EG
年式2019年式
施工個所下回り防錆塗装
作業日数約4日
価格約360,000円

お客様の要望により、ダンプ架装前に防錆塗装を行いました。

新型日野のシャシフレームは粉体塗装が施されているので下処理が必要になります。

新車時のフレームはこのような状態です。スチームできれいに洗います。

凍結防止剤や融雪剤などの影響で鉄は腐食してしまうため、錆を防止するために、鉄の部分を塗装していきました。凍結防止剤は、凍結温度を下げて凍りにくくするもので、降雪に備える商品です。
凍結防止剤を詳しく説明すると、塩化ナトリウムです。塩化ナトリウムの凝固点は、-20度程度です。融雪剤(塩化カルシウム)と比較するとその温度は高くなっていますが、塩化ナトリウムの特徴は持続力を長く保つことができる効果です。だから、凍結防止剤(塩化ナトリウム)は、降雪に備えることに適しています。
融雪剤は、熱を利用して雪を溶かすもので、雪が積もった道に撒くのに適しています。
融雪剤を詳しく説明すると、塩化カルシウムです。 塩化カルシウムは、凝固点を-50度程度まで引き下げることができるということです。ー50°まで下がると、極寒地(寒冷地)でも多くの雪を解かすことができます。融雪剤(塩化カルシウム)の効果は、数分から十数分程度で現れるので即効性に優れています。

四季のある日本では、防錆塗装をすると、長期間にわたり錆などを防ぐ効果が期待する事が出来ます。

塗装時にミストの飛散防止の為に、キャビン全体をマスキング(塗料保付着防止)しました。

キャビンとはキャブとも言われ、人が乗って運転する場所を言います。

フロントバンパーをヘッドライト付きで外します。

外すときは傷防止と作業者のけがを防ぐため2人で作業をしています。

フロントパネルも外します。これは、キャブのマウンティング部分を塗るのに作業性を高めるため

飛散付着防止の為に外しました。

インタークーラーも丁寧にマスキングします。

キャブマウンティングのエアースプリングはゴム製なのでマスキングしました。

キャビンの下の部分までマスキングします。

エンジンやミッション、マフラーパイプの細かいところまでマスキングします。

エアータンクがアルミ製でここは塗装しないでという要望なのでパイプを避けてマスキングしました。

タイヤホイル(ホイール)は取り外してジャッキで車両を浮かせます。

ジャッキとは車両を支えたり、持ち上げるために使われる機械装置のことです。

クリップナットとホイルが接触する部分に塗装が掛からないようにこの部分にもマスキングを行いました。

クリップナットとはタイヤ付きのホイルを車両から外れないように固定するナットのことです。

燃料タンクがアルミ製のためマスキングしました。

フレームの左側の細かい部分のマスキングは、ハーネスのジョイント部分やエアーホースのジョイント部分です。

リヤデフのハブドラムのクリップナットに関しても前軸と同じようにマスキング施工を行いました。

日野メーカー推奨では、シャシフレームに下回り塗装を行う場合、粉体表面をサンディング後、イソプロピルアルコール(80%以上)で拭き取りの上、塗装してください。拭き取りが不十分だと、下回り塗装が剥離する場合があります。

作業の際、使用するテープはマスキングテープをご使用下さい。(推奨品 3M製 M40J)

とあり、メーカー指示の通りに作業しました。

リヤバンパーは外した状態で塗装します。

ステーとリヤバンパーは外して塗装します。

外すことのできる部品や、外す可能性のある部品に関しては取り外して塗装します。

前回りの塗装後の写真です。つやが出ていますが目的は錆びないことを目的にしています。

マスキングをしておかないと、塗ってはいけない部分に飛散してしまったり

マスキングは外した時に、防錆塗装がほかの部品に付着したり

飛散することを防止するため弊社では特に丁寧に行います。

防錆塗装完了後、乾燥したことを確認してから、外した部品を元に戻して組付けていきます。

部品を組み付けた後に、キャビンを洗車します。

この時も傷防止の為に、洗車専用に購入してあるソフトクロスを使用して、搬入時の汚れも含めて洗い流します。

防錆塗装の上に色を塗りたいという要望もあります。

下回り塗装完了後に赤色やオレンジ色、シルバー色などの色を塗ることも可能です。