メーカー | 三菱ふそう |
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車種 | 家畜運搬車 |
施工個所 | ファイターFK62のシャシに家畜運搬車の製作過程。前立門構プロテクタを立ち上げしました。 |
作業日数 | 約2日 |
ファイターFK62のシャシに家畜運搬車の製作過程です。
製作した床にウィンチボックスを製作した前立
門構部のプロテクターを取り付けました。
家畜運搬車の全面です。家畜等の生き物を積載する車、また、長年使用するので角度を決めて固定していきました。
家畜運搬車のステンレス製土台と前立を溶接していきます。
Tig溶接にて固定しました。
Tig溶接(ティグ溶接)とは
ティグ(Tungsten Inert Gas)溶接は、不活性ガス溶接の事を言います。
火花を飛び散らさずに、ステンレスやアルミ、鉄など、さまざまな金属の溶接に対応するアーク溶接の一種です。
放電用電極に消耗しないタングステン棒を使用して、シールドガスにはアルゴンガスやヘリウムガスなどの不活性(Inert)ガスを使用しています。
不活性ガスの中でアークを発生させ、アーク熱により母材を溶かして溶接していく溶接方法です。
溶加材を用いることもありますが、溶接箇所は不活性ガスで覆われており、アークも安定していることから、スパッタはほとんど発生しないため、仕上がりがきれいになります。
弊社ではダイヘン製の機械を使用しています。
使用している溶接機はWelbee Inverter A350Pという機種を使用して作業しています。
家畜運搬車に前立てを固定取付した後に、前側のボディ内部部分にステンレスを張り付けているところです。
家畜運搬車の前側にステンレス板を張るのは腐食防止
前側部分の補強を考えて施工しております。
内側部分を仮り押さえした写真です。
固定しているリベットについてもステンレス製の物を使用して錆や腐食の低減を図っています。
家畜運搬車の前立部分に張ったステンレスパネルの内側です。
見えなくなってしまう部分ですが、シーラーを施工して水やゴムの侵入をふさぐようにしています。