メーカー 三菱ふそう
車種   家畜運搬車
施工個所 ファイターFK62のシャシに家畜運搬車の製造。ボデーの床板下面にステンレス張り編
作業日数 約5日

ファイターFK62のシャシに家畜運搬車の製作をしているところです。
家畜車のボディ床板の下面にウロコステンレスを張ったものです。
ボディの床板の下には、走行中や悪天候時などに床板に、水や雨水、融雪剤などが付着しないように、鉄板やボンデ材、アルミ材などが施工されています。
特にウィング車などでは、ボディ内部の積載物、品物が濡れないようにするために床板の下に鉄板などの物が施工されております。
今回は、家畜運搬車を長持ちさせたいという要望と、見た目もよくしたいという要望がありました。

家畜車の下面にステンレス材を使用しています。
また、ウロコステンレス材を使用することにより、
アルミやボンデ材以上に腐食が低減されます。

ステンレス(ステンレス、英: stainless steel)とは
鉄(Fe)にクロム(Cr)
鉄(Fe)にクロム(Cr)とニッケル(Ni)を添加して製作した合金鋼です。
ISO規格では、炭素(C)含有量 1.2 %以下、クロム(Cr)含有量 10.5 % 以上の鋼と定義されています。

クロム(クロム、英: chromium)とは
光沢があり、硬く、耐食性が特徴です。
クロムメッキとしての用途特に多いです。
鉄の添加物に使用されます。

ニッケル(ニッケル、英: nickel)とは
光沢があり耐食性が高いため、装飾用のめっきになどに用いられています。
光沢があり耐食性が高い材料です。
ステンレス鋼の添加物に使用されています。

家畜車の床底面に施工することにより、腐食の防止に特に貢献します。
価格はアルミやボンデと比べて約2倍します。
家畜運搬車のを製作するときに
10年後に床板を再施工や再修理することを考えると
製作時にステンレスで製作することをお勧めします。