メーカー | 日野 |
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車種 | ダンプ FS1EK 小平産業 |
年式 | 2008年式 |
施工個所 | 日野のプロフィアの小平産業ダンプのリヤゲート部のヒンジ取替と板金修理塗装 |
作業日数 | 約5日 |
価格 | 約250,000円 |
日野のプロフィア 平成20年式のダンプの入庫でした。
リヤゲートをぶつけてしまったとの電話がありました。
車両を確認しないと詳しいことが判断できないため
入庫していただきました。
小平産業のダンプのリヤゲートの取り付け部分、リヤゲートが開閉するときのヒンジ部分に損傷がありました。
リヤゲートヒンジといわれる部分です。
小平産業のダンプに積載物を乗せた後に積載物を下ろすときに
ダンプを上にあげた時にリヤゲートが積載物とリヤゲートの重みで
リヤゲートヒンジを軸に開閉する部分が左に曲がっていました。
小平産業のダンプのリヤゲートヒンジの左側も左に曲がっていました。
小平産業のダンプの後方から右側を撮影したものです。
リヤゲートの位置がダンプに対して左に曲がっていました。
小平産業のダンプの後方から左側を撮影したものです。
リヤゲートの位置がダンプに対して左に曲がっていました。
積載物を下ろすときに重要な部分であり、
リヤゲートヒンジは鉄製です。
曲りを修正できる範囲を超えていたので、お客様と相談して部品を交換することにしました。
小平産業のダンプのリヤゲートを取り外したところです。
取り外す際、リヤゲートヒンジのピンを抜いて取り外しました。
ピンの部分も歪んでいたため、ピンに弊社で製作したブラケットをピンに溶接して引き抜きました。
ダンプのリヤゲートのを取り外して、左側のヒンジの部分を撮影したものです。
取り外した後にヒンジを切断して取り外しました。
弊社では切断機のほか、株式会社ダイヘン製のM-3500というエアープラズマを使用して切断しています。
小平産業のダンプのリヤゲートヒンジの右側を切断した写真になります。
小平産業のダンプのリヤゲートヒンジの左側を切断した写真になります。
ダンプのリヤゲートを車両に取り付けた後に、リヤゲートヒンジを溶接していきました。
右側を溶接固定した写真になります。
ダンプのリヤゲートを車両に取り付けた後に、リヤゲートヒンジを溶接していきました。
左側を溶接固定した写真になります。
小平産業のダンプのリヤゲートヒンジを取替したので溶接部分の強度を増すために
リヤゲートとリヤゲートヒンジ部分に加工した鉄の物を補強として溶接しました。
写真は右側の外側に補強を溶接したところです。
小平産業のダンプのリヤゲートヒンジを取替したので右側と同様に
リヤゲートとリヤゲートヒンジ部分に加工した鉄の物を補強として溶接しました。
写真は左側の外側に補強を溶接したところです。
外側と同様に溶接部分の強度を増すために
リヤゲートとリヤゲートヒンジ部分に加工した鉄の物を補強として内側にも溶接しました。
写真は右側の外側に補強を溶接したところです。
外側と同様に溶接部分の強度を増すために
リヤゲートとリヤゲートヒンジ部分に加工した鉄の物を補強として内側にも溶接しました。
写真は左側の外側に補強を溶接したところです。
お客様との打ち合わせで、ダンプのリヤゲートもこの機会にきれいに塗装してほしいという要望がありました。
そのため、塗装してあったリヤゲートをサンディングで剥きました。
小平産業のダンプのリヤゲートの下処理の写真になります。
リヤゲートを含めて後方から見える部分の錆を落としていきました。
凹んでいる部分にはパテを入れ、研ぎ、再度パテを入れて研ぎの作業を切り返していきました。
ダンプのリヤゲートは積載物を積み下ろしする際にとても傷がつきやすい部分で
塗装がはがれた際に腐食していく恐れがあるため
今回は、塗装の下地に塗装がはがれた際にでも腐食をしずらい下地塗装を施工しました。
サンライト株式会社のサビナインという防錆剤を使用しました。
これにより、強力な防錆皮膜を生成させることで、傷があった場合でも錆や腐食が進まないようにしました。
小平産業のダンプの後面をお客様の指定色で塗装しました。
2度塗りをしたところです
数回色を重ねて、クリヤ仕上げを行いました。
今回は工賃と部品を含めて¥250,000円
(税抜き)になりました。
5日間の作業になりました。