DAIRYMAN デイリーマンに広告を掲載させていただきました。

昭和26年4月4日第3種郵便物認可
令和6年5月1日発行 (月1回1日) 第74巻第5号

2024
DAIRYMAN
世界のを知り、 世界の酪農とともに前進しよう!

デーリィマン
VOL.74 No.5
ISSN0416-6272

デイリーマン 家畜運搬車 家畜 畜産 牛 豚

視点 2024
乳製品輸出の意義と可能性

技術ワイド
牛のサイン読み取り経営改善へ
➀護蹄管理は記録と目標設定が重要
➁「牛体衛生スコア」に基づく牛床環境の改善
➂問題ある牛を見つけるためのスコア活用法

各地のホルスタインショー入賞牛紹介
乳用種雌牛評価成績/ゲノミック評価/ジャージー遺伝的能力評価

家畜運搬車製造にかかわる弊社として
広告を掲載させていただきました。

デイリーマン 家畜運搬車 家畜 畜産 牛 豚

 ET時の黄体内腔 (ないくう)の有無による受胎率では、内腔ありは49.4%、 内腔なしは46.3%、 内腔大は23.6%だった。 岩瀬氏は 「使用した受精卵は3種類で、どの受精卵でも受胎率の差は同様だった。気候による内腔有無の個体数差は見られなかったが、夏季の受胎率は低い傾向にあった」とし、エコー(超音波画像診断装置)で黄体を確認し、内腔がある場合は高額な受精卵を移植することで、非受胎へのリスク回避が期待できると述べた。
 フォーラムでは19社の企業ブースが出展し、昼食時には共立製薬(株)、日本全薬工業(株)、あすかアニマルヘルス(株)、ささえあ製薬(株)、北海道オリオン(株)、オールジャパンブリーダーズサービス(株)がランチョンセミナーを実施。日本全薬工業は初乳製剤を用いた免疫グロブリンG (IgG) 補給方法を紹介した。IgGは分娩直後が最も吸収率が高く、徐々に低下することから分娩後2時間以内の給与を推奨。十分な免疫を移行するには糖度計でBrix値を計り、18%未満なら初回哺乳には使わず、18~24%なら初乳製剤を添加して給与 25%以上は飲めるだけ与えることを提案した。北海道オリオンはGEA社の搾乳ロボットR9500の特徴と衛生管理について紹介した。定期的な洗浄は機械が自動で行うが、カメラで乳頭を検知
してミルカを装着していることから1日2回のクリーニングを推奨。部品の締め付け具合の他、ホース類の接続を作業者が確認する重要性を説明した。
【山口】

中国の酪農乳業の実態に迫る著書発刊
―デーリィマン社

デーリィマン社はこのほど、「酪総研選書No.94 躍動する中国の酪農乳業と生乳流通 2008年メラミン事件以降の展開―」(清水池義治・鄭海晶編) を発刊した。2008年、乳成分(特に乳タンパク質) 偽装を目的とした生乳へのメラミン添加により、多数の健康被害が発生した。以降、中国政府は食品安全の観点から酪農経営の近代化と大規模化を進める政策を開始し、これにより小規模酪農経営の戸数は直近10年間で80%以上減少している本書は大きく2部構成で、 それぞれ7章、5章の合計12章。第Ⅰ部では中国・内モンゴル自治区を対象に、中規模酪農経営の生乳販売行動の展開メカズムを解明する。 第II部は内モンゴル自治区以外の、中国の各地域における生乳流通の諸形態を分析する章で構成される。 現地の多くの酪農家や関係組織、企業による調査協力を得て、著者による現地調査の他、コロナ禍ではSNSを用いた音声通話やウェブアンケートを実施。経営規模の大小を問わず、各地域を網羅した酪農家・乳業メーカーの実態に迫っており、経営の大規模化が進む日本酪農と乳業の今後を考える上でも示唆に富む内容になっている。
A5判 258 定価 3,080円 (税込み)。


お知らせ
5月2日に岩手でB&W ショー
2024岩手県B&Wショーは5月2日(木)、岩手県岩手郡雫石町のJA全農いわて中央家畜市場で開かれる。 審査員は(有)ファーストステージの加藤惇氏。

家畜運搬車製造にかかわる弊社として
掲載させていただきました。

DAIRYMAN 第74巻 5月号
昭和26年4月4日第3種郵便物認可
令和6年5月1日発行(月1回1日)

発売所
デーリィマン社
発行所 札幌本社 札幌市中央区北5条西14丁目
    東京本社 東京都豐島区北大塚2丁目B69 ITY大塚ビル3階