メーカー ISUZU
車種   ウィング車
施工個所 いすゞ ギガのGIGAのウィング車の荷台の床に鉄板張り
作業日数 約2日
価格   約380,000円

大型ウィング車の荷台に鉄板を張ってとの依頼がありました。いすゞ製GIGAの大型ウィング車の荷台の床に鉄板を張る修理でした。特殊なものを運ぶための要望でした。
入庫した車両の床板はすり減っていました。
床に貼る鉄板は3.2mmです
事前に荷台の寸法を採寸して、
シャーリング加工、土台に段差があるので曲げ加工したものを用意しておきました。
裏面は錆防止のために事前に塗装をしてあります。

鉄板を張る前に土台枠に傷防止のためにマスキングテープを施工していきました。
鉄板を並べて溶接すると床板が燃えたり焦げるので
継ぎ目の下側にもう一枚1.2㎜厚の鉄板を挿入してあります。

鉄板張りをすると継ぎ目部分が持ち上がってきてしまう事例があるため
溶接前にこの作業を行います。
下穴をあけて、ビスで固定した時に鉄板に突起が出ないように
鉄板にテーパーの穴をあけます。
これで平らに仕上げることができます。

固定した後に溶接をしていきます。
床面に関しては隙間の内容にすべて溶接していきました。
ボルトの頭も段差ができないようにと
ゆるみ防止も兼ねて溶接していきます。
溶接完了後に、溶接部分をエアーサンダーにて平らにすべて削ります。
荷物が引っかかったりすることを防止します。

鉄板を曲げ加工してあるので土台部分に溶接していきます。
荷台の柔軟性を損ねないために隙間をあけて溶接してあります。

溶接完了後、塗装を行いました。
左右のアルミブロック部分に塗装の飛散防止のためにマスキング施工していきました。
前立て部分に関しても同様にマスキング施工いたしました。

黒塗装をしました。
塗装完了時には天井が映るくらいになっています。

マスキングをはがしていきます。
土台にシーラーを施工して完成になりました。
相手が映りこむくらいの塗装を行いました。