メーカー 日野自動車
車種   家畜運搬車
施工個所 デュトロXZU720のシャシに家畜運搬車の製作過程。縦根太加工
作業日数 約6日間

デュトロXZU720のシャシに家畜運搬車の製作をしているところです。
日野のデュトロのフレームは、
後端に比べて、エンジン積載部分よりフレームが広がっているため
縦根太の加工を行いました。
縦根太をフレームと同形状に広げる加工をすることにより、
長期間の使用時に割れや損傷を防ぐ事が出来ます。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

入庫時の写真になります。
入庫時は、キャビンは白色、フレームは黒色の状態で入庫しました。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

お客様から支給のシャシが搬入時の写真です。
お客様の手配で、フレームを赤く塗装
また、キャブ塗装を行った後に再入庫してきました。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

フレームが赤く塗装されて再入庫になりました。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

写真では、キャブ塗装が完了した状態で、
弊社に入庫した時の写真になります。

縦根太の材料はアルミ製で、高さが100mmの材料を使用しています。
鉄を使用しないのは、腐食を避ける為と軽量化のため
アルミの縦根太を使用しています。

縦根太材をフレームに乗せた写真です。
原材料を切断して使用します。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

アルミ製縦根太、ゴム製(プラスチック製)のスペーサー(緩衝材)を
取り付けます。
これは、鉄のフレームとアルミのフレームが直接触れないことで
腐食を防ぐためと、荷重を分散させるために使用しています。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

縦根太前方を、車両のフレームの曲りと同形状に加工を行いました。
アルミの縦根太の上部と下部を角度に合わせて切断して
材料を曲げ加工しました。
曲げ加工後、上部と下部の切断部をアルミ溶接を行いました。
この作業をすることで、フレームと同じ曲りの縦根太を製作しています。

サブフレームを乗せる部分のフレームがZ型に2ヵ所曲がっているため
写真では、先端部分の加工終了後、2か所目の曲り部分の加工途中の写真です。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

写真の左中間部分が加工途中の写真になります。
塗装した部分に傷がつかないように養生テープで保護を行い
サブフレームの曲りを確認しているところです。

日野自動車 デュトロ 3.5t車 2t車 家畜運搬車 製造 新車 架装

左右の加工が完了した写真になります。
アルミ製サブフレームの先端部分を
車両と同形状に曲げ加工を行い、曲げ部分をアルミ溶接。
また、プラスチック製のスペーサーも同じように加工を行い
アルミと車両のフレームと同じように曲げ加工を行い、
家畜運搬車の基礎になる部分の製作を行いました。

今までの修理の経験で、長期間使用では、
荷重がかかり破損して、修理した経験から
破損が少なくするためにはを検討して
家畜運搬車の製造を行っています。