令和6年1月1日発行号
通巻 426号
株式会社 肉牛新報社 平成元年1月23日第3種郵便物認可
肉牛ジャーナルに掲載させていただきました。

肉牛ジャーナル
肉を考え牛飼いを思う専門情報誌
〇THE BEEF CATTLE MAGAZINE

特集
和牛改良の進展とこれから

肉牛ジャーナル 家畜運搬車 畜産 家畜 牛 豚

家畜運搬車を製造していて、より多くの畜産農家の方に、弊社の家畜運搬車製造の取り組みについて知っていただきたく肉牛新報社の肉牛ジャーナルに家畜運搬車の広告を掲載させていただきました。

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第7回全国但馬牛枝肉共進会

第1部名誉賞受賞者のコメント
前川学氏 (兵庫県) : 飼養頭数・繁殖牛約50頭、肥育牛約50頭
 名誉賞受賞の感想を尋ねると「4年に1回の大会で、しかも今回で最後となるこの共進会で名誉賞を受賞できて本当に嬉しいです。 その一言です」 と笑みを浮かべた。
 前川氏は外部導入をしない完全一貫経営農家で、名誉賞牛は自家産だった。 元々は芳悠土井を交配したかったそうだが、運悪くストローがなかったため、まだ現場後代検定中ではあるものの芳悠土井の後継牛として期待の高い悠前土井を交配したという。生まれた後は哺育・育成期を順調に過ごしたとのこと。また14カ月齢までじっくり育てたそうで、ロース芯が大きくて歩留りが良かったのは、そうした飼養管理が良かったのと牛が大人しかったお陰ではないかと口にしていた。
 出荷前は少し小振りではあったものの良い体型に仕上がったそうで、仕上がりの良さから出品の半年前にはこの牛を出品することに決めていたそうだ。枝肉を見た感想については「良かったですね。出荷前の予想通りの枝肉でした」と述べた。 また審査講評では肉質・脂質について高い評価を受けていたが、それについては「自分でもビックリするくらい良くできていました。 言うことありません」と喜んでいた。

第2部名誉賞受賞者のコメント
 山崎純子さん: 飼養頭数・肥育牛約300頭 (うち雌牛約30頭)
 名誉賞受賞について山崎さんのご子息の大地氏に感想を聞くと「大変嬉しいです」と満面の笑みであった。前回出品した時はカブリにシコリがあり、それがなければ上位を争える枝肉だったとのことで、その悔しさから、「絶対次の全国但馬牛枝肉共進会では上位入賞を狙うぞ!」と強い決意で臨んだという。その4年越しの念願が叶っての名誉賞・農林水産大臣賞受賞となった。
 名誉賞牛は本共進会向けに導入した牛だったそうで、但馬市場から250日齢・260kgほどで導入したとのこと。 導入後は餌食いが落ちることなくずっと順調に育ってくれて、出荷前は抜群に肥えていて背幅があってお尻も大きく、「これぞ肉牛!」という仕上がりだったそうだ。
 枝肉については、脂質が良くて柔らかそうな肉になっているだろうなという予想通りの枝肉だったそうで、「今年一番と言っても過言ではない良い枝肉でした。大満足です」と喜んだ。また、脂肪交雑や脂質だけでなく、枝重があってロース芯の大きい無駄脂のない歩留り良好な枝肉に仕上がったことについては 「繁殖農家さんの育て方が良くて、それがうちの飼い方と上手くマッチしたのだと思います」と述べ、繁殖農家への感謝の言葉を口にしていた。

牛を考え牛飼いを思う専門情報誌
家畜運搬車製造にかかわる弊社として
掲載させていただきました。

令和6年1月1日発行 (毎月1回1日発行)
第37巻第1号 (通巻426号)

平成元年1月23日第3種郵便物認可 ISSN 1344-526X