DAIRYMAN デイリーマンに広告を掲載させていただきました。

昭和26年4月4日第3種郵便物認可
令和5年8月1日発行 (月1回1日) 第73巻第8号

2023
DAIRYMAN
世界のを知り、 世界の酪農とともに前進しよう!

デーリィマン
VOL.73 No.8
ISSN0416-6272

デイリーマン 家畜運搬車 家畜 畜産 牛 豚

視点 2023
食料安保強化の道のり

技術ワイド
生乳生産の“質”向上へ
➀牛群検定を分析し生乳単価を確保
➁減肥や環境負荷低減に向けた肥培管理
➂耕地面積なども加味した飼料設計支援システム

夏休み企画 アイスクリームづくりにチャレンジ/親子でつくろうミルク料理

第49回カナダ ホルスタイン酪農視察旅行参加者募集
各地のホルスタインショー入賞牛紹介

デイリーマン 家畜運搬車 家畜 畜産 牛 豚

る、食べないときは濃厚飼料を増量、TMRを加水する、早朝の涼しいときに給与する、など
 飲水 : ウォーターカップや水槽を清掃する、新鮮な水を十分に飲水できるようにする、など
 牛体: 毛刈り、 削蹄など
 施設など : 屋根の加工、 送風扇の増設、 換気、 ミスト、散水、 植樹または伐採など
 夏季以外の注意点
 検定成績表で留意しなければならないのは、やはり乳成分が落ちやすい分娩後45~150日の泌乳ピーク期の牛で
ある。とりわけケトーシス、低カルシウム血症といった疾病は採食量が減少し、乳成分に影響する。ただし疾病が進んで激痩せすると、 逆に乳成分は上がるので注意が必要だ。また、その他のどんな疾病でも採食量が下がるので、健康的な牛群をつくるのが重要である。
 繁殖の改善
 繁殖改善の基本は暑熱対策である。7、8月に妊娠せず、涼しくなった9月下旬ごろに3カ月分の頭数がまとめて妊娠する
と、翌年5、6月の分娩が少なく、7月初旬の分娩が相対的に多くなる。そうすると、難産しやすく回避すべきとされる夏分娩が増えるが、このこと自体が問題で、これらの牛は泌乳ピークが8月となる。前述した通り、高泌乳期の乳成分が低くなりがちなところに暑熱が加わり、さらに低下が進んでしまう。
 これを避けるべく、夏季に暑熱対策をしっかりと行い、繁殖を着実に進める必要がある。もちろん、夏季以外でも繁殖に偏りがあれば、低乳成分になってしまう。
 体細胞数が異常に高い牛が引き上げる平均値
 体細胞数は、基準を上回ると乳価上のペナルティーを受けてしまう。また、体細胞数が低い牛群は清潔で疾病に強く、 繁殖が良く長命性に富んだ牛群でもあることが知られている。最も大事なのは、牛群検定成績をチェックするとともに、日頃の観察でも乳房炎の牛を把握したら直ちに治療を開始することである。

家畜運搬車製造にかかわる弊社として
掲載させていただきました。

DAIRYMAN 第73巻 8月号
昭和26年4月4日第3種郵便物認可
令和5年8月1日発行(月1回1日)

発売所
デーリィマン社
発行所 札幌本社 札幌市中央区北5条西14丁目
    東京本社 東京都豐島区北大塚2丁目B69 ITY大塚ビル3階