令和5年7月1日発行号
通巻 420号
株式会社 肉牛新報社 平成元年1月23日第3種郵便物認可
肉牛ジャーナルに掲載させていただきました。

肉牛ジャーナル
肉を考え牛飼いを思う専門情報誌
〇THE BEEF CATTLE MAGAZINE

特集
民間人工授精所種雄牛紹介
2023・前編

肉牛ジャーナル 家畜運搬車 家畜 乳牛 食牛 家畜運搬車新車

家畜運搬車を製造していて、より多くの畜産農家の方に、弊社の家畜運搬車製造の取り組みについて知っていただきたく肉牛新報社の肉牛ジャーナルに家畜運搬車の広告を掲載させていただきました。

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(株) 関家畜人工授精所
写真3 沙羅5産子の和牛子牛
(雄、生後49日目、 2代祖: 茂洋)

も手応えを感じている
一方、和牛子牛も昨年末頃から生まれ始めている。写真3は沙羅5本牛の生産者の元で生まれた生後49日の沙羅5產子(雄、 2代祖: 茂洋)。ご覧の通り生後49日とは思えないサイズ感、とくに背幅、腿から尻にかけての肉付きは抜群のものがある。生時体重はそれ
なりに大きかったが、骨がさほど太くなかったためお産は問題なかったそうだ。体上線や体下線も強く、丈夫で、皮膚に柔らかみがあるなど、肉牛としてかなり期待できそうな特徴を持った子牛である。宮城県では早ければ今夏のセリから和牛子牛の上場も始まる見込みで、今後市場でどのような評価を受けるかも注目したいところだ。

将来的には勝忠平直子らしい種牛性、繁殖性の面でも期待される。というのも、図にある沙羅5の母系群、つまり「さくら」の系統牛たちは揃いも揃って繁殖成績が非常に優秀なのだ。それぞれの母牛の分娩間隔を列記すると、「さくら」 (12産) 348.2日、「さら3」(8)358.9日、 「さら5」 (さら3の妹、 7産) 337.3日、「さら6」(さら3の妹、 6產) 353.4日である(すべてAIのみ)。一族揃ってこの成績 (しかも「さら3」「さら5」 は安福久産子) というのは特筆もので、この優れた繁殖能力が沙羅5にも遺伝していることを期待したい。 もちろん繁殖能力だけでなく、産肉能力も一族でBMSNo.12が4頭、11が2頭、10が1頭と十二分。 枝肉成績の判明は交雑種が来年から、和牛に関しては再来年以降と思われるが、 今後も様々な面で注目したい特徴を持った種雄牛である。 (荒木 太郎)

牛を考え牛飼いを思う専門情報誌
家畜運搬車製造にかかわる弊社として
掲載させていただきました。

令和5年7月1日発行(毎日1日発行) 第36巻第7号(通巻420号) 平成元年1月23日第3種郵便物認可 ISSN1344526×