メーカー 日野
車種   プロフィア
施工個所 日野のプロフィアの下回り防錆塗装です。型式はFS1EJです。
作業日数 約3日

日野のプロフィアの下回り防錆塗装です。トラックの型式はFS1EJです。
凍結防止剤や融雪剤などの影響で鉄は腐食してしまうため、錆を防止するために、鉄の部分を塗装していきました。

日野プロフィア下回り防錆塗装

四季のある日本では、防錆塗装をすると、長期間にわたり錆などを防ぐ効果が期待する事が出来ます。
凍結防止剤は、凍結温度を下げて凍りにくくするもので、降雪に備える商品です。
凍結防止剤とは、塩化ナトリウムです。塩化ナトリウムの凝固点は、-20度程度です。融雪剤(塩化カルシウム)と比較するとその温度は高くなっていますが、塩化ナトリウムの特徴は持続力を長く保つことができる効果です。だから、凍結防止剤(塩化ナトリウム)は、降雪に備えることに適しています。
融雪剤は、熱を利用して雪を溶かすもので、雪が積もった道に撒くのに適しています。
融雪剤とは、塩化カルシウムです。 塩化カルシウムは、凝固点を-50度程度まで引き下げることができるということです。ー50°まで下がると、極寒地(寒冷地)でも多くの雪を解かすことができます。融雪剤(塩化カルシウム)の効果は、数分から十数分程度で現れるので即効性に優れています。

日野プロフィア下回り防錆塗装

新型プロフィアです。キャビンは黒塗装が終わった状態で入庫してきました。
キャビンとはキャブとも言われ、人が乗って運転する場所を言います。

日野プロフィア下回り防錆塗装

グリルが4段あるのでハイキャブの標準ルーフになります。下の参考図を見てください。

日野プロフィア下回り防錆塗装

塗装ミストが飛散付着しないようにフロントバンパーをヘッドライト付きで取り外しました。
キャブのフロントパネルも取り外しました。

日野プロフィア下回り防錆塗装

マフラーカバーも取り外し、エアータンクはマスキング処理をしました。
バッテリーは取り外して作業しました。

塗装後の写真になりますが、前回りはキャビン以外は取り外しての作業になります。

日野プロフィア下回り防錆塗装

左側ですが、ステップ回りはすべて取り外して塗装します。
キャビンの下側の関しては、色の付着を防ぐため、丁寧にマスキングします。
エンジン回りに関しても、細かいところまでマスキングしました。

日野プロフィア下回り防錆塗装

ハブボルトを丁寧にマスキングして塗装しているので、下側の写真のような仕上がりになります。

日野プロフィア下回り防錆塗装

エンジン部分元のままになっています。

日野プロフィア下回り防錆塗装

前側部分です。インタークーラーやラジエターは丁寧にマスキングを行ったため
マスキングを取り外すと色の差がはっきりわかる仕上がりです。

日野プロフィア下回り防錆塗装

リヤバンパーのステーも単体で別に塗装しました。

日野プロフィア下回り防錆塗装

バッテリーを押さえているステーになります。
正面は赤塗装したもので右側は下塗りをした状態の物です。

日野プロフィア下回り防錆塗装

細かいステーも、このように単体塗装しております。

日野プロフィア下回り防錆塗装

細かい部品も見えなくなってしまいますが、錆を防止するためにこのように塗装しています。

日野プロフィア下回り防錆塗装

塗装完了して、マスキングしたものを外したものです。
塗装完了後1日置いた後に元のように組み付けて完成になります。
海沿いで塩水がかかる恐れがある地域や積雪のある地域、融雪剤の散布がある地域の方は、錆びを防止して、腐食させないために、新車時に塗装することを勧めます。