メーカー いすゞ自動車(ISUZU自動車)
車種 ダンプ(新明和)
施工個所 ダンプーのリヤあおりの修理
作業日数 約5日
価格 約1,500,000円(部品含み)
ダンプを上げて荷物を下ろしているときに、バックホウの操作ミスでリヤあおりを曲げてしまった車両が入庫しました。
写真の真ん中のあおり右側がダンプに対して後方に曲がってしまった状態で入庫しました。
ダンプのリヤアオリが曲がっているために、土砂等を積載する事が出来ませんでした。
ダンプのボデーの内側から見ると、リヤアオリがかなり歪んでいます。
ダンプを閉めた状態で、30cm以上開いていました。
左側のあおりは接触していますが、右側はリヤアオリが曲がっているため後方から見てもこのように曲がっていました。
ダンプのあおりに右側を拡大して撮影したものです。
リヤアオリが写真のように曲がっていました。
ダンプのリヤアオリは約200kgあるので、取り外すのに人力での作業が難しいため、フォークリフトを使用して取り外している写真になります。
写真は左側です。
ダンプのリヤアオリが取り付いている部分は、ピンを使用してリヤアオリが取り付いています。
写真は右側です。リヤアオリが曲がった時に、取付ブラケットも同時に曲がっていました。
ダンプのリヤアオリのブラケットが曲がっていたため、修理不能の為切断して取り外したブラケットの写真です。
ダンプ側のブラケットがついていた左側部分の写真です。
ブラケット切断後にサンダーにて仕上げた写真です。
ダンプ側のブラケットがついていた右側部分の写真です。
ブラケット切断後にサンダーにて仕上げた写真です。
リヤアオリを取り外し、ダンプがひし形に曲がっているため、修正している写真になります。
ポートパワーを使用して修正しています。左側は右に傾いていたため、押して歪みを修正しています。
ダンプボディの歪みを修正した後に、新品のダンプのヒンジを溶接しました。歪みの内容に位置を測定して溶接した写真です。
ヒンジを取り付け、塗装を行いました。
左右の距離を正確に測定して取り付けました。
取付が完了した写真です。
ダンプのリヤアオリを錆びないように下地塗装を行った写真です。
下地塗装を行ったものを、治具を使いぶら下げて両面塗装を行っていった写真です。
ダンプのリヤアオリの後方、走行中に見える部分を丁寧に塗装を行いました。
取り付けた写真になります。
右後方からの写真です。この状態が正常な状態です。
車両後方からの写真になります。
取り替えたリヤアオリは新車のような輝きになるように丁寧に塗装を行いました。
お客様からはとても喜ばれました。