メーカー エルフ ELF
車種 冷凍車 PKG-NPR75
年式 2008年式
施工個所 いすゞエルフのフロント部分より異音がするためキャブマウントブラケットの交換修理
作業日数 約1日
価格 約138,000円
いすゞエルフのフロント部分より異音がするという車両の入庫でした。
ボディは日本フルハーフ製の保冷車でした。
運転してみると、ギシギシという音が前側の下側部分よりしていました。
キャブマウンティングの経年劣化で音がするようになったと判断しました。
いすゞエルフの標準幅の車両でした。
作業を始める前に部品の注文を行い最短で作業が終わるようにしました。
営業車両で食品などを運搬する保冷車両ということで、少しでも早く作業を完了させることがお客様にとってのメリットと考えて段取りでした。
キャブのコーナーリングランプとヘッドライトを取り外しました。
キャブのラジエターグリルを取り外してから作業を始めました。
キャブのフロントマウンティングに使用されているトーションバーを取り外しました。
トーションバーとは
棒状の物体をねじる時の反発力を利用したばねです。ねじりばね、ねじり棒といわれております。
写真の新品部品の真ん中に溝が切ってあるものが見えます。
これが、トーションバーといわれるものです。
キャブマウンティングの左側にトーションバーをねじった状態にしておくブラケットを取り外します。
この状態でキャブを特殊工具を使用して持ち上げておきます。
いすゞエルフのトラックフレームにキャブマウントブラケットを固定しているボルト
フィクシングプレートを取り外しました。
10数年経過しているいすゞエルフの保冷車ということもあり、ボルトを取替しました。
フィクシングプレートという名称の特殊ボルトです。
新品のボルトと並べて撮影したところです。
いすゞエルフの保冷車の取り外したキャブマウントブラケットを新品部品と並べて撮影したものです。
キャブマウントブラケットをフィクシングプレートという特殊ボルトを使用してフレームに取り付けていきました。
トーションバーを取り付けて、トーションバーを固定しているブラケットを取り付けました。
トラックのキャビンを浮かしている状態をものに戻していきました。
ラジエターグリルを取り付けてました。
コーナーリングランプとヘッドライトを取り付け、ライトの光軸調整を行いました。
工賃¥110,000円、部品¥28,000円
合計138,000円でした。(税抜き表示です)
業務用車両は毎日使用する車なので、異音がする時はドライバーの負担と同時に
そのまま使用し続けると、ほかの場所への悪影響が起きる場合がありますので
早めの点検と修理をお勧めいたします。