メーカー 三菱FUSO・トラックバス(FUSO)
車種 家畜運搬車
お客様名 農事組合法人大進農場
都道府県 秋田県男鹿市角間崎字楢沢10−3
ホームページhttps://www.wagyu-namahage.com/
弊社の公式インスタグラムより2024年12月1日(日曜日)に問い合わせがありがました。
内容は、家畜車のリアゲートがだいぶ傷んできてしまって取り替えor取り替えするか悩んでます。
とのことでした。
お客様からは秋田ですので遠く行ったり来たりが出来ません、なんか良い案がないかと思い連絡させていただきました。
と、問い合わせがありました。
弊社より、現状の写真をお送りいただければ。修理方法の提案と同時に概算で見積りを作成することが可能です。また、方向性が決まりましたら一度うかがわせていただき車両の寸法を採寸、その後に部品を作成。 作成完了のタイミングで車両の引き取りすることも可能です。近隣に修理するところがない場合このような対応も可能です。まずは連絡先含めて写真を送っていただければ対応させていただきます。連絡お待ちしております。
とお送りさせていただきました。
お客様からは、インスタグラムを通して、現状の写真をお送りしていただきました。
正確な見積もりを希望していたことと、現状の状況を把握させていただくために、約1週間後に訪問させていただきました。
お客様の農場へ訪問させていただき、現状の問題点と要望をお聞きしました。要望は電動ウィンチ式に変更とリヤゲートが2枚の折り畳み式から1枚式への変更。内側の登り面を木材からステンレスへの変更、リヤゲートの角度は現状とそん色ない角度との要望がありました。
現状の車両を採寸して後日見積りをお送りいたしました。
お客様から、作業の依頼がありました。見積金額の半金を確認後、材料の注文と設計を進めていきました。
2024年12月22日(日曜日)お客様が秋田県より車両を自走して弊社に搬入していただきました。
お客様は、宇都宮駅(栃木県)より新幹線で秋田県まで帰宅しました。
入庫した車両の作業を開始していきました。
リヤゲートを取り外して、テールランプを取り外しました。
土台を再利用する予定でしたが腐食していたため、撤去しました。
リヤゲートの長さを長くするために、上部のシートを取り外している写真です。
シートを前方へ一部取り外しました。
サイドのシートも左右取り外していきました。
門構の状態を確認しました。当初は、現状の門構の内側に補強をして作業を進める予定でした。
作業をしていくなかで、門構を確認したら、内部の腐食が激しいため補強をして使用することを変更して
古い門構撤去して、新たに製作することにしました。
ボディのゆがみを防ぐために、後方をクレーンで吊り下げ支えて作業を進めていきました。
腐食している柱を撤去した写真です。
右側の柱も同様に撤去していきました。
土台の撤去、左右の門構の撤去を完了した写真になります。
写真の状態から、門構を組み立てていきました。
ボディ上部を吊り下げた状態から、作業を進めていきました。
リヤ門構をステンレスで新規に製作するため、現状の実寸より、再図面を作成して作業を進めていきました。
リヤゲートを電動ウィンチ式にするために、ウィンチの製作、モーター配線の引き回し、ワイヤーの取り回し用のローラーを作成していきました。
今後、土台と門構の製作、ステンレス製のリヤゲートの製作をしていきます。