DAIRYMAN デイリーマンに広告を掲載させていただきました。

昭和26年4月4日第3種郵便物認可
令和6年6月1日発行 (月1回1日) 第74巻第6号

2024
DAIRYMAN
世界のを知り、 世界の酪農とともに前進しよう!

デーリィマン
VOL.74 No.6
ISSN0416-6272

視点 2024
畜安法“再改正”の影響を探る

デイリーマン 家畜運搬車 家畜 畜産 牛 豚

技術ワイド
猛暑から牛と人を守る

➀イネWCSとナイアシン給与によるストレス抑制策
➁夏場の繁殖改善策のポイント
➂ 牛専用接触冷感マフラーの特徴と有効活用法
➃機能性ワークウエアで夏を乗り切る

各地のホルスタインショー入賞牛紹介/乳用種雄牛評価成績 (参考情報) 2024-4月

デイリーマン 家畜運搬車 家畜 畜産 牛 豚

[連載] 徹底活用一自給飼料 8

ールという単位で示され、大きな値ほど痛みを感じる。放牧柵を設置するときに必要な能力は、放牧柵の架線の長さに合わせることになる。電牧器に合わせた架線距離は1段で示しており2段ではその距離は半分、3段だと1/3の距離に合わせた器種となる。
電牧器の設置後は、性能が十分機能しているかテスターで測定するのが重要である。図3右は700ボルトしか流れていないので、電牧器が十分機能していない。定期的に測定するのが望ましい。

水槽容量は1日必要量の1/3が目安

牛は1日に約80Lの水を飲み、半日放牧では約40L、40頭で1,600Lを必要とする。水槽の大きさは1日の必要量の約1/3が目安で、この場合は650Lサイズとなる。どの牧区でも水が飲めるようにする。
給水管が牛に踏まれる回数を減らすため、S牧場では通路を通さないよう配管した(図2)。図4に給水配管の接続例を示したので参考にしてほしい。特に水槽のゲートバルブは横向きにして、牛に踏まれても土の中に沈み壊れないよう設置するのがポイントとなる。
放牧柵の設置を検討する際、 費用はそれぞれの牧場で大きく変わる。 沢伝いに長くなったり、 丘・山に設
置したりすると費用はさらに上昇する。放牧柵の設置は、放牧柵販売会社や農業改良普及センターなどと相
談しながら設計することをお勧めする。

プロフィル
さとう かつゆき
1956年生まれ、 北海道佐呂間町出身。74年道立美幌高校農業科を卒業、佐呂間町で畑作園芸農業に従事。83年道立天北農業試験場に入る。 92年網走支庁西紋東部地区農業改良普及所に異動し畜産を担当。飼料生産(放牧技術含む)・飼養管理・経営の指導の他、道内の放牧研究会、堆肥センター、大型酪農法人、TMRセンター、哺育育成センターなどの設立・運営を支援。2016年定年退職後、サージミヤワキ(株)に入り、現在に至る

家畜運搬車製造にかかわる弊社として
広告を掲載させていただきました。

DAIRYMAN 第74巻 6月号
昭和26年4月4日第3種郵便物認可
令和6年6月1日発行(月1回1日)

発売所
デーリィマン社
発行所 札幌本社 札幌市中央区北5条西14丁目
    東京本社 東京都豐島区北大塚2丁目B69 ITY大塚ビル3階