お客さま BKG-LHR85 さま
メーカー マツダ(いすゞOEM)ELF
車種   トプレック 冷凍車
年式   2009年式
施工個所 冷凍車 右サイドパネル 修理 ポスト取替
作業日数 約5日

エルフ ELFの入庫です。
マツダ エルフ 東プレ(トプレック)冷凍車の右側のパネルを修理しました。
いすゞのエルフをマツダがOEMで販売している車両です。
リヤボディはトプレック(東プレ)の冷凍車です。
今回は修理金額に上限があり、きれいに仕上げてくださいとの要望でした。

フロントポストから右のパネルのへこみがありました。ロアレールに歪みがありました。フロントポストとロアレールはアルミの型材から成形されたもので、修正ができないため交換することになりました。

トプレック製 東プレのロアレールはリベットのカバーを撤去します。その後、細かくリベットを打ってあるのでドリルで抜いて取り外せるようになります。マーカーランプがロアレールについているので取り外しました。また、リヤフェンダーの右側についても取り外さないとロアレールが外れないので取り外しました。

トプレック製 東プレのパネルについては取替するのではなく、修正して仕上げることにしました。凹みやゆがみのある部分全体にパテを入れました。

トプレック製 東プレのサイドパネルのパテを十分乾かして砥いでいきます。ダブルアクションサンダーを使用しました。パットは3Mを使用して作業しています。その時にフロントパネルに歪みがあったのでパテを入れたところです。

トプレック製 東プレのサイドパテを入れて平面になるように砥ぎだしていきます。仕上げが白なので、完成後の光の反射でゆがみが出ることがないように仕上げていきます。

パテにて修正したところにプラサフをいれました。

完全に乾燥させた後に、もう一度表面を仕上げていきます。

この時に細かい歪みをパテを入れて修正していきました。

トプレック製 東プレの冷凍車全体をマスキングします。
キャビンからボディの上部からリヤ門構(後側)、タイヤまで塗装ミストが付着しないようにマスキングして塗装していきました。

塗装を塗り終えたところです。写っている物が歪んで映らないので、パネルに歪みがないということです。

マスキングをはがして次の作業に移ります。ロアレールを外したものと、新品の部品を並べて確認しているところです。部品は長く、穴加工がされていないのでこれから加工していきます。

マキタ製の卓上スライド丸のこを使用してロアレールとフロントポストを直角に切断しました。

シーラーを施工して、ロアレールとフロントポストを取り付けたところです。この後に、リベットカバーを取り付けてていきます。

トプレック製 東プレの冷凍車の修理完了後に雨漏れのテストを行い洗車を行い納車になりました。
平らなものが凹んでしまい困っているお客様の要望に応えるために、今までの経験を活かして平らに仕上げていきました。