お客さま モリタエコノス さま
メーカー いすゞ
車種 ゴミ収集車 パッカー車
年式 1999年式
施工個所 モリタエコノス製のゴミ収集車の入庫です。パッカー車の後部回転板などの作動不良の修理です。
作業日数 約2日
価格 約60,000円
モリタエコノス製のゴミ収集車の入庫でした。
パッカー車の作動不良の修理でした。
ゴミ収集車の入庫時の状態です。この状態で入庫してきました。
電気周りを確認していきました。
ゴミ収集車のPTOが作動するかを確認していきました。
PTOとは、パワーテイクオフと言われている物でダンプカーやミキサー車などの作業車に搭載されています。
PTO(パワーテイクオフ)は、エンジンの回転を「油圧」に変えることで力を生み出しています。
油圧は、油圧作動油という液体をエネルギーの伝達媒体として利用する仕組みです。
油圧には、小さな動力で大きなものを動かせるというメリットがあります。
スイッチを入れてから動作までに時間が早く、力の調整もしやすいために運用しやすいために利用されています。
PTOの起動は、キャブ内にてスイッチ式とレバー式があります。
レバー式PTOは、操作時にクラッチ操作を必要とするタイプもあります。
パッカー車のPTOは問題ありませんでした。
パッカー車の後方のサイドカバーを外し、作動時の電気回路を確認していきました。
ゴミ収集車の後方の巻き込み防止装置のセンサー不良と巻き込み防止装置の曲りによりセンサーの作動不良がありました。
パッカー車の後方の巻き込み防止装置を取り外しました。
その後、プレスを使用して曲がりを修正、丁番部分の作動がスムーズになるように修正しました。
巻き込み防止バーを取り付けた後に、ゴミ収集車のセンサーの調整を行いました。
すべての作動、動作を確認して修理完了になりました。
今回の修理は約60,000円でした。